得るモノはない

我々の人生では、大なり小なり何かを求めて生きていると言っても過言ではありません。それは、今現在の自分にはない何かを求めているとも言えます。

それが知識であれ体験であれ、モノであれお金であれ、それまでなかったものを手に入れるということです。

そしてその繰り返しが一生続いていくわけです。これで終わりということがありません。なぜなら、その言動力は何かが欠けているという幻想からやってくるものだからです。

この欲しがる感覚、何かを得ようとする情動は、どれほどのものを得たとしてもなくなることはないのです。

この理不尽な体験をしたことがない人はいないはずです。あれさえ手に入れたなら、あれを得ることができたらと思って頑張るのです。

そして運良くそれが手に入ったとしても、どういうわけかそこにはもうこれでOKという、予想していたような満ち足りた安心はやってこないのです。

またいつもの、何かを求め、欲する毎日がやってきてしまうのです。この全てが分離(二元)という幻想によるものです。

非二元では、得るモノも得る人も同時になかったと気付かされるのです。そこにしか本当の平安はやってこないのですね。

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