七転び八起き

このブログでも今までに何度もお伝えしてきたことですが、我々の意識というのは100%がエゴなのです。エゴは本当の愛を知りません。

何と過激なことを書いているのかと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、我々が愛だと思っているものは、実はエゴが勝手に作った言わばニセモノの愛なのです。

自分と相手は別の心を持っていると認識しているということは、そこには本当の愛はありません。なぜなら、愛はすべては一つという想念だからです。

私たちエゴの意識でも、大好きな人とは身も心も一つになりたいと願うわけですが、しかし願っているという事自体、一つではないと信じているということを意味します。

では私たちに本当の愛は使えないのかというと、確かにそうです。ですが、ニセモノの愛でもホンモノの愛に近い愛があります。

それを使うことはできます。愛に真実の愛に近いとか遠いというレベルがあること自体が、ホンモノの愛ではないと言う証拠でもあります。

でも、ホンモノの愛に目覚めるためには、ニセモノの愛であろうとそれをできる限り使って生きることがとても大切なのです。

ニセモノの愛の特徴は、無条件でもなければ、永遠でもないというところです。どんなに純粋な愛で相手に接しようと頑張っても、相手の態度に辟易してしまったりするわけです。

それがニセモノの愛の特徴です。自分の心がとても穏やかないい状態であると使えて、自分の状態が悪いと使えないというのも、ニセモノの愛の証しですね。

しかし、そのことを否定的に思う必要もありません。自分はエゴだからです。そのことをしっかりと認めてしまえばいいのです。

何度愛で接する事に失敗したとしても、また次は成功させようと続けることが大切です。そうした、七転び八起き的な意欲を持ち続けることです。

そのことを楽しむ姿勢も大事かもしれません。私は年中失敗しながらも、そのことを楽しんでいますし、そうすると次はうまくいく可能性が高くなるのです。

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