生を信頼する

私たちが深刻な気持ちになってしまうときは、必ず生に対する信頼を喪失しているはずなのです。何を信じればいいのか、途方に暮れてしまうことだってあるかもしれません。

その時には、この世には神も仏もあったもんじゃないという気持ちにもなるはずです。身に降りかかってきたことを、重く受け止めて、出口が見つからないところでグルグルしてしまうのです。

誰だって、そういうときには深刻になってしまうのも当然なのです。でも、そうした暗くどんよりした状態も、いずれは好転するはずです。生は流動し続けているからです。

もしもあなたが、どんな状態であろうと、そこから逃げずにいれば、必ず流転していくものなのです。そのことを、思い出して生を信頼し直すことです。

生を信頼するためには、生をしっかり見ることから始めなくてはなりません。私たちは、生きているようでいて、本当は半分くらい死んでいるのです。

なぜなら、生の中に流れてくる一切合財を引き受ける心構えができていないからです。都合のいいことばかりを期待して、いやなことからは逃げようとする限り、生はあなたから背を向けてしまうのです。

思考によって、常に自己防衛を続ければ続けるほど、生は逃げていきます。その時、あなたは十分に生を満喫することができなくなってしまうのです。

そうすると、その不十分な想いが、いつまでも未来のあなたに訴えてくるのです。自分を十分に生きてないぞ!と。生をもっと堪能させてくれと。

そうした過去からの叫び声にしっかりと気づいてあげることです。そのためには、防衛のためにやってくる思考をキャッチしないようにして、なるべく意識的な時間を増やすことです。

自分の本質に意識が向くようになると、生は決して敵ではないということが分かります。私たちの人生は、生という舞台の上で演じられている劇みたいなものです。

生を信頼すればするほど、それを十分に満喫する人生を送ることができるようになるはずです。苦しみは必ず来ますし、悦びも同じだけくるのです。

生がプレゼントしてくれるあらゆるものを、そのままに味わい尽くすことですね。

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