昨日のブログの記事の中で、私の人生の特徴を一口で表すなら「受け身」の人生だったということを書きました。
このことについて少し説明した方がいいと思ったので、補足的な内容になるのですが書いてみます。
受け身というのが一体どういうことなのか、これなかなか難しいのです。受け身だからといって、相手の言いなりになるということではありません。
また受け身だからといって、消極的だということでもないのです。そのように見えることもあるかもしれませんが、受け身=内向的でもありません。
受け身というのは、言ってみれば当事者感覚が薄いのです。自分が自分の人生の主役なのですが、それをリードしてはいないという感覚。
そう、感覚的な部分が大きいのかもしれません。受け身だからと言って、決意しないということでもなく、これまでに幾つかの大きな決心もしてきました。
けれども、決心もどこからかやってきたという感覚があるのです。受け身だからといって、嫌なことでも笑顔で応対するなどということでは全くありません。
決して弱々しくもなく、活動的ではないという保証もありません。受け身の人生を生きると、後悔も少ないけれど誇れるもの(手柄)もないのです。
なんとなくニュアンスは伝わったでしょうか?受け身ということをもっと突き詰めれば、全体性に委ねるということになるのでしょうかね。
私には今のところまだまだ難しいことのようです。