真実は変化しない

この世界の特徴を一言で言うと、常に変化するものということができると思います。この現象界とはそういうものです。

来ては去っていく思考のようだし、打ち寄せては引いていく波のようだし、休むことなく生まれては消えていくを繰り返しているのです。

それに対して、思考がなくなった状態というのは、どんな変化も起こすことがありません。雲が過ぎ去ったあとの青空のように。

私には直感的に、一切の変化とは無縁のものこそが真実なのだろうという確信のようなものがあるのです。

つまりは、変化するものは真実ではないということになりますね。この世界で体験することがどれほどリアルなものであったとしてもです。

寝ている間にみる夢でも、時々ものすごくリアルな感覚が残っているような場合があると思います。

結局体験がリアルかどうかは真実かどうかとは関係ないということです。あなたの周りで起き続ける全ての事象とその体験は、真実ではない。

それを見守る観照者としてのあなたこそが、真の実在だということです。

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