マインドに興味を持たないと…

人生山あり谷ありとはよく言ったもので、これは誰の身にも当てはまることです。どれほど平和な人生であろうと、そこにもちゃんと問題は発生するのです。

そうした一つひとつの問題を場当たり的に解決しようとしている人の何と多いことか。その気持ちはよくわかるのですが。

けれども、そうした取り組みというのは必ず失敗に終わります。問題の本質に気づいていないからです。

どんな問題であれ、それは自分のマインドにその起源があるということに気づかなければ、結局は解決には至らないのです。

マインドを深く知ろうとしない人は、こうした罠にハマってしまうのは確実なのです。なぜマインドに興味を持つことができないのか?

私が思うに、マインドを知ろうとすると自分がこれまでひた隠しにしてきたことに、光が当たってしまうことになるので、それを恐れているのではないかと。

問題の根っこにあるのは、他の誰でもない自分のマインドなのだと本当は気づいているのです。だからこそ、そこから目を逸らそうとしてしまうのでしょうね。

逆に、マインドの本性、働き、仕組みを深く理解することができれば、どんな問題であれその見え方が変わってきます。

問題を解決するという発想にも変化が出てくるのです。究極をいえば、問題はあなたのマインドが消えれば、それと一緒に消えてしまうということですね。