Let it Be

私が確か高校生の頃に、ビートルズが 「Let it Be」を発表して、ポールがピアノを弾きながら歌う姿を見て、心を奪われたのを覚えています。

天才がまたやっちゃったって。しかも曲が素晴らしいだけでなく、今度は詩もすごく入ってくるものがあったのです。

ビートルズの曲の歌詞は、英語なのですが比較的平易なものが多くて、ちょうど高校生くらいだと何とか理解できるレベルだったようで。

レットイットビーとは、あるがままにしておけ、くらいの意味だと解釈したのですが、今の自分だと「対処するな」といったところかなと。

他の言葉で言えば、これもいつも言っていることですが、ただ起きることが起きているに過ぎないという感覚。

残念ながら、レットイットビーをリリースしたその年に、彼らは解散してしまいました。ああ、やっぱりなと思ったのをよく覚えています。

歌詞の中に、確か彼らはバラバラになってしまうかもしれないけれど、いつかまた再会することができる云々という言葉があったかと。

そんな時期で、きっとポールはそのことで悩んでいたのでしょうね。再結成は実現しませんでしたが、マリア様の言葉である「そのままに、委ねなさい」が刺さりますね。