不自然さから離れる

私たちの存在というのは、まったくもって自然の一部であるのですから、不自然に感じることとは相容れないはずなのです。

それなのに、人生には不自然に感じることや不自然に思えるような事が沢山あると思いませんか?それは全て自我のせいなのです。

自我というのは不自然さの中でしか生きられないのです。自我は自然に逆らう事で、何とか存続しているようものなのです。

元々、自然には分離というものがないのに、自我は自分は外の世界と分離していると思い込んでいるのですから。

そこからあらゆる不自然さが生まれるのです。一緒にいたくない人と一緒にいる、やりたくないことをやる、言いたいことを言わない。

勿論、私たちは野生動物ではなく、社会的な存在なので、街中でもよおしてもトイレが見つかるまでは我慢します。

要するに程度問題なのですね。少しの不自然さは許容できますが、正しさを優先するあまりの度を超えた我慢や理不尽さは不自然さの極みです。

毎日の生活を見返してみて、どの程度の不自然さと量があるのか、じっくり検証してみることです。

もしも物凄く不自然に生きているという事実が判明したなら、一刻も早くその不自然さからできるだけ遠くに離れることです。

それが難しいと感じるなら、セラピストなどのプロの力を借りることも検討してみるといいかも知れませんね。

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