思考と感情は関連し合っている

昨日のブログでは、感情を解放することが癒しの基本中の基本であるということを書きました。感情が出てこないという人にとっては耳の痛い内容かもしれません。

けれども、感情を味わわなければとムキになるとかえって抑圧が強くなってしまうこともあるので、自然に任せておくことです。

感情が大量に蓄積してしまうと、思考に影響が強く出てくることも知っておく必要があるでしょうね。

思考がいつまでもグルグル動き続けてしまって、頭の中が静かにならないと訴えてくる人がいますが、その原因は感情です。

大量の感情は膨大なエネルギーを溜めていて、その力が思考に活力を与え続けるのです。そのため、瞑想は難しく感じるでしょう。

思考が感情を生み、また感情が新たな思考を巡らすことになるのです。こうした思考と感情の関係を知っておくことです。

思考と感情はそのように互いに関連し合っているので、どちらか片方だけが静かになるということはありません。

少しずつ思考が緩めばその分だけ感情の抑圧が小さくなるし、感情が解放されてくるとその分だけ思考の活動が小さくなるという具合です。

ですので癒しを進めるにあたって、できるところから無理せずに継続させていくことが大切だと思いますね。