今年は瞑想をホンモノにしたい

「一年の計は元旦にあり」という諺がありますが、毎年そんなことにはお構いなしに特別な感じがないままに、その年をスタートするのが常でした。

今年もそんな感じではあるのですが、それでも例年よりも少しはこんな年にしたいなという気持ちがあるのです。

それは、ようやく自分の中で定着しつつある瞑想を、ホンモノにしていくことができるかどうかの大切な一年になるのではないかと。

これまでのように、ただ一時のブームで終わってしまうととても勿体無い気がするので、それだけでもいつもとは若干違うなという感覚ではあるのです。

今のところ、普段は普段、瞑想は瞑想という感じで明確に分かれてしまっているのですが、それを何とかして瞑想を日常のものにしたいなと。

瞑想がごく普通の生活全般に展開されるような感じになれたらと思うのです。そのためには、日頃の生活態度がとても大切な意味を持つことになりそうです。

以下のoshoの言葉は、そのことをよりはっきりとさせてくれるものですね。

あらゆる物事をとても静かに、ゆっくりと
この上なく安らかに、優美に行いなさい
ひとつひとつの動きが
気づきを伴った深い瞑想となるように
もし私たちが自分の動きを瞑想に変容できたら
もし瞑想が
朝から晩まで私たちの生活全般に行き渡るなら・・

これを読んで思い出すのですが、oshoが大勢の弟子たちの前に現れて講話をする際、舞台袖からゆっくりと歩いてくる神々しい姿。

あの身のこなし、あの立ち振る舞いこそが瞑想的な動きであることを、全員に見せてくれていたのだろうなと思うのです。

瞑想中に少しでも身体を動かしてしまうと、深いところから浅瀬へと戻されてしまう感覚があるので、静かな動作を心がけて、その間も瞑想を途切れずにいられるようにできたらいいなと思うのです。 

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