まず初めに、自分というのは、この物質領域にある自分、いわゆる自我のことですが、これと非物質領域にある自分の両方から成っていると思ってみてください。
非物質領域の自己と言うのは、ハイヤーマインドとかハイヤーセルフなどと呼ばれたりすることもあります。
つまりは、自分とは自我とハイヤーセルフの合体で出来上がっているのだとするのです。その二人三脚状態において、どのような役割分担が互いの正しい在り方なのかを知ることは重要です。
自我の役割とハイヤーセルフの役割が当然それぞれにあるに違いないからです。よく言われるのは、人生の青写真をつくっているのがハイヤーセルフであると。
そしてその大枠の中で、実際の物質領域で実体験を積んでいくのが我々である自我ということになるのだと。
そうとは知らずに、自我が人生の全てのリーダーシップをとって、全責任を負いつつコントロールしなければならないと考えているとしたら、かなりのお門違いというものです。
そんな重いものを背負って生きていくのなら、いずれは破綻してしまうのがオチですね。「人の仕事を取らない」というのは生きていく上でとても大切な教訓です。
自我とは比べることができないくらい高い波動のハイヤーセルフが受け持つ役割を、横取りしてはならないということです。
代わりに、実体験を積むという、自我の役割を楽しみながら淡々と生きていくことができたら、これほど軽やかな人生はないのではないかと思うのです。
だからと言って、人生を丸ごと全面的にハイヤーセルフにお任せして、自分は日々ずっと寝てればいいやということでもないはずです。
どんなことでも構わないので、興味があることや楽しそうなことを見つけては、恐れずにそれらを体験していくことで、非物質界にいる相棒(自分の片割れ)にプレゼントしてあげることができるのですね。
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