意識の覚醒レベル

私の毎朝のルーティンは、起きてすぐに朝風呂に入ることです。特に、冬になるとオンボロになってしまった我が家の廊下やトイレの温度が半端なく低いのです。

だから、湯船に浸かってしばし身体を温めなければ、どうも活動しづらいという感覚になってしまっているのです。

ところがです。その朝一の湯船がどれほどゆったりと気持ちのいいものであったとしても、例の自動思考が必ずやってくるのです。

というよりも、1日の中でもっとも自動思考がやってくるのが、実は湯船の中のあののんびりタイムであるのは、ちょっと驚きなのです。

長年に渡る習慣なのか、朝という時間帯がそうさせるのか、とにかくお風呂の中でやってくる自動思考はかなりしぶといです。

そして自分自身も、その時間はすぐにその思考群に飲み込まれてしまい、自動思考がやってきたということすら気づかずにいることが多いのです。

今気づいたのですが、やはり朝という時間帯のせいなのかも。というのも、朝はどうしても寝起きなので、意識の覚醒レベルが低いのかなと。

同様にして、夜中に一度目を覚まして、その場で瞑想をしたことも何度かあるのですが、やはり時間をかけても瞑想があまり深くならなかった記憶があります。

つまり、意識の覚醒レベルが低ければそれだけ、瞑想にも深く入っていくことができないし、思考も増えてしまうということです。

その逆も然りなのです。やはり、瞑想の習慣と普段の意識的である練習によって、なるべく意識の覚醒レベルを高く保つことが、大切なことなのですね。