最先端の物理学者たちの研究内容を聞いてみると、それが本当にヤケクソになっているようにさえ感じてしまいます。
この宇宙は絶対的に在って、研究対象の素粒子は絶対に在って、まだ不明な部分がたくさんあるのでそこを探求しているのだと。
このままではどうにもならないので、先端的な研究者が独自の説を唱え出したのですね。もう、本当に苦し紛れ。
彼らが今一番世界をリードしている最先端の物理学者たちなのです。でも、そんな彼らの悪あがきを聴くにつれ、私自身はなんでそこまでストイックに宇宙が在ることを前提にしてるんだろうなと。
誰もが前提をものすごく大切なものとして、そこに手が入ることはないのです。宇宙ありきの態度は変わらないのです。
素粒子を相手にした研究は多くの物理学者たちを魅了して、どこまで行っても終わりが見えないのです。
彼らの熱心さをあざ笑うように、現実は次から次へと難題を吹っかけてくるのです。この追いかけっこはきっといつまでも続くのでしょうね。
宇宙なんてないんです。研究熱心なあなたもいません。本当は解明できるものなど、一つもありません。
降参することができたら、あらゆる苦悩から解放されるのに。たった一つの前提を手放すことができないばっかりに、行き詰まってしまっていることに気づきません。
こうしたことも単なる物語でしかないわけで、あるのは体験だけ。あるのは見かけの現れだけ。つまりはコレだけなんですね。

