情報を切り取らないこと

会社を辞めてからすぐに、新聞を取ることをやめてしまったので、もうかれこれ20年近く新聞を読まない生活を送っています。

その代わりに、テレビあるいは主にネットからニュース情報を得るようになったのです。それで分かったことは、新聞の情報が正しいという信じ込みが自分の中にあったということ。

ネット上の情報は新聞やテレビ以上に様々な意見が書き込まれていて、より公平に情報を得ることができると感じたのです。もちろん、一切の信じ込みをなくして。

そしていつも思うのですが、情報というのはいずれにしても切り取られている、伝える側のマインド色で彩られてしまうということ。

これは人間が伝えるのですから、当たり前のことなのですね。ただし、それ以上に情報操作的な面も感じざるを得ないことがあるのです。

誰かの発した言葉を切り取って持ち帰るのか、それともその言葉の裏にある何を伝えようとしているのかという真意を持ち帰るのか。

防衛が強ければ、前者になってしまう傾向が強くなるのは避けられません。物事は流れの中で動いている生き物です。

だから決して切り取らないこと。切り取ったら、その情報はその瞬間に死んでしまうからです。私のホームページで、セッションの録音をお勧めしているのはそのためです。

あとで何度も聞いて、セッション中に受け取り損なったことを再度確認して、より理解を深めることができるからです。

人間の記憶は曖昧なものです。感情的になれば、記憶の改竄も当たり前に起きることです。これは催眠のセッションで毎日目の当たりにしています。

それが悪いことではなくて、そのように感じている内面を見つめることによって、静かな気づきがやってくるようになるのです。

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