子供に嫉妬する親

普通に考えたらそんなことがあるの?と思うかもしれませんが、母親が自分の腹を痛めて産んだ子(特に娘)に嫉妬してしまうというケースは稀ではありません。

それはいくつかの事柄が同時にやってくると起きてしまうのです。その一つは、親のインナーチャイルドが強くて、大人になりきれていない状態。

親の気分が良い時にはいたって良い親でいられるのですが、少しでも気分がよくないような時には一気に病んだ子供に乗っ取られてしまうのです。

親の皮を被った病んだ子供は、娘をライバル視して自分よりも幸せになって欲しくないというエネルギーを発するのです。

蹴落とす系のライバル視をされた子供は、大抵が幸せ恐怖症になってしまうのです。母親の期待に応えようとして、自ら苦痛を選ぶようになったりもします。

さらに生まれながらに敏感体質だった子供であれば、あっという間に無邪気さを押し殺して、ありえないほど早期に大人のような感性で生きることになるのです。

そうなると、親子逆転現象が起きてしまい、子供は母親をかわいそうに思う反面、場合によっては見下すようになるかもしれません。

それは母親にいずれは伝わってしまうので、そこで嫉妬心がより強くなってしまうのです。親からしたら賢いかもしれないけれど、可愛くない子という見方が定着してしまうのです。

それでも子供の方は親に遠慮してみたり、自分の能力を最大限発揮することはいけないことだと思い込んで、人生をつまらないものにしてしまうのです。

もしもあなたが子供の頃に、親(特に母親)に嫉妬されていた感じがするのなら、あるがままではダメだという間違った思い込みを捨てる必要があるのです。

大人のあなたが責任を持って、幼い自分をしっかりと受け止めて安心させてあげることですね。

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