目を閉じる習慣

以前にも一度くらい書いたことがあったかもしれませんが、新たな気持ちで再度書いてみようと思います。

何かというと、目を閉じるということについてです。朝起きてから夜寝るまでの間、つまりは日中活動している間に意識的に一定時間目を閉じることはあまりないはずです。

居眠りしたり、目の違和感などで目をつぶることはあるかもしれませんが、そういうことではなくとにかく目を閉じるのです。

10年以上も前のことですが、定期的に勉強会を開催していたことがあるのですが、参加者の一人が時々目を閉じるのを目撃したのです。

自分の身に置き換えてみたら、人前で目を閉じるのは何かの理由がない限りはちょっと周囲に対して失礼な感じがしたのです。

けれども、その人が目をつぶっている姿を見ても、全く失礼な感じがしなかったので、自分も真似てみようと思い立ったのです。

実際にやってみると、思いの外効果を感じられたのです。周囲からくる信号をある程度遮断することができるので、内側に意識を向けやすくなるのですね。

今ではもう無意識的に目を閉じるようになりました。きっとセッション中に私が目を閉じてクライアントさんのお話しを聞いている姿を記憶している人もいらっしゃるでしょう。

いつどんな時でも、危険がない限りは目を閉じることで、意識を内側に向けやすくなるのです。その効果は絶大です。

だから病みつきになってしまうくらいです。もしも、内側に意識を向けるのが難しいと感じているなら、所構わず目を閉じることをお勧めします。

違うなと思ったらすぐに目を開ければいいだけなので、どんなリスクもありませんので、是非試してみてください。

そして目を閉じているときに不安を感じるようでしたら、そこを癒す必要があるということにも気づけるはずです。