本当に身も蓋もない

これの全てが現れに過ぎないとなると、分かってはいたもののそこから一歩も離れないようにすると、もうどうしようもないがやってきます。

この世界に80億の人々とともに生きていた頃のあの複雑さからは解放されるのですが、その一方で単純過ぎて言葉にならない。

何かが存在するという可能性がまったく無くなってしまうのですから。長年こうだと思っていたものが全部崩れていくのです。

一人静かにしている時には、それに圧倒される感じもしますが、それ自体もただの現れであって、そこから逃れられない。

あまりにも馬鹿正直過ぎて、オブラートに包むこともままならないし、どうもがいたところで全ては現れでしかない。

このことを心底から認めることはとても難しいのかもしれないですね。もう根こそぎだし、ホントに身も蓋もないとはこのこと。

こっそりと密かに驚嘆しつつ、ごく自然に振る舞うこともできそうですが、そうしたことすら現れの一部でしかないのですからね。