認識の嘘を暴く

横に一本直線を描いてみると、その線の上と下が分たれたような印象を受けるのです。

あるいは、縦に直線を引いてみると、今度はその線の右側と左側に領域が分割されたように感じるわけです。

また、円を一つ描いてみると、その円の内側と外側という具合に面がはっきりと分かれます。

けれども、こうした感覚というのは単なる感覚であって、実際にはそうしたことは起きてないのは明らかですね。

この感覚があるおかげで、私たちはあらゆるモノの形というものを認識できるのです。

逆にもしもこの感覚がなくなったとしたら、何を見ていいのか分からない状態になってしまうはずです。

この二元の世界、分離の世界で生きるためには、こうした特別な能力が必要となるのです。

ただし、それはただあるがままをそのままに認識することができないとも言えるわけです。

非二元の立場に立つとは、こうした認識の嘘を暴いていくことをやっているだけなのですね。

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