「何もない」が一番自然

この世界を一言で表現すると、「何かがある」という世界だということが言えると思うのですね。何もなければ、世界は成立しないので。

だから私たちは、常に何かがあることが当たり前だと思い込んでいる状態で、毎日を暮らしているわけです。

この「何かがある」というのは、分離がベースになっていることに気づいているでしょうか?

あれとこれ、こちらと向こう、物と空間、内側と外側、私と世界、自分と他人、これらは全て分離が前提になっています。

こうした分離が消滅したとすると、そこには何が残ると思いますか?実は全てが消えて無くなってしまうのです。

プラスの電荷とマイナスの電荷がくっついて、電荷が消滅してしまうことをイメージするとわかりやすいかもしれません。

つまり、分離のない世界というのは、その世界そのものが消滅するということです。そして、それが最もシンプルで自然なのです。

けれども、それは時空すら消滅してしまうので、虚空という感じではありません。逆に満ち満ちていると言ってもいいのかも。

無限の可能性という言い方でもいいと思いますが、それは言ってみれば空想の世界でもあるのですね。

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