変化を嫌う自分

フェイスブックで見つけた姓名判断のサイトがあったので試してみたら、向いている職業が「医師、教師、公務員」ということでした。

もうすぐ還暦という人間が、今頃自分にはどんな職業が向いているかを調べても、どうしようもないのですが、面白いのでやってみたのです。

そして結構、的を得ているなと思ったのですが、特に公務員というのがピッタシカンカンなのです。実際の公務員の方には申し訳ないのですが、私が勝手にイメージしている公務員像というのがあるのです。

それは、変化を嫌う、革新的なことを毛嫌いして、すでに他人が歩いて出来上がっている道を、地道に歩む人というイメージなのです。

何か決められたことをある程度、間違いなくこなすことは得意なのですが、政治家のように大ナタを振るって、ドンドン突き進んでいくのが苦手という感じ。

それって私自身にものすごく当てはまるのです。学生のときに、自分は何になるんだろうか?と考えていたときに、何の夢も希望もなかったので、公務員になろうかと考えたこともありました。

公務員にならなかったのは、父親にそんなのつまらないぞ!と言われてしまったからです。それと、試験を受けるための勉強をするのが面倒だったというのもあります。

有能な公務員の方も沢山いらっしゃるので、私のイメージはかなり偏ったものだろうとは思うのですが、姓名判断というのは、なかなかバカにできないものですね。

そんな私が見つけてしまった人生の秘密、それは自分を変化させようとしなくていいということでした。革新的なことが苦手な私にとっては、最高の朗報です!

その代わり、今日々チャレンジしていることは、これほど革新的なことはないと思えるものです。それが、気づいているということ、意識的であるということです。

人物としての自分が変化を通して改革されるのではなく、垂直に飛躍すること、それは今この瞬間に意識的であり続けるということなのです。

そのときはじめて、人物だと思っているエゴは衰退して、ただあるがままの現実に直面することができるようになるのです。それこそが至福なのですね。

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