人を3派に分類する

血液型によって人を分類する占いのような方法は、世界的なものではなくてどうも日本などのほんの一握りの国で行われているだけのようですね。

血液型でも4つの種類があるので、人を3つの傾向に分類する方法があるとしても、結構大雑把だと思われるかもしれませんが、それでも以下のような分類が確かにあると思われます。

それは、肉体派、ハート派、マインド派の3つの傾向に分類する方法です。勿論、3つのうちのたった一つの要素だけの人はいないわけで、その3つの要素を持つ比率の違いが重要だということです。

なぜこんなことを言うかというと、私がブログでいつも瞑想がいいと書いている割には、クライアントさんの多くが、それほど瞑想を実践していないということがあるからです。

実は、瞑想を好むのはマインド派の人の場合ではないかと感じるのです。理屈好きでいつも思考によって知性的に生きていたい人は、その対極としての瞑想が適しているのでしょう。

また、ハート派の人たちと言うのは、常に感じやすい状態であって、理屈よりも感性を大切にするタイプなのです。彼らにとっては、瞑想よりも祈りが合っているかもしれません。

仏教では祈りのようなものがないのは、ブッダがマインド派だったからだし、キリスト教に祈りがあるのはイエス・キリストがハート派だったからなのです。

ハート派の人たちは、その感覚を研ぎ澄ませば、鳥や木々などともハート同士でコミュニケーションができるようになるのかもしれませんし、実際に動物と会話ができるセラピストもいますね。

そして、もう一つのタイプである肉体派の人たちは、既存のどの宗教にも興味を示さない代わりに、肉体を使いきることで素晴らしい境地へと行けるのです。

彼らはあまりじっとしていることを好まないかもしれませんが、肉体に没頭することでエゴが落ちる経験をすることができる人たちなのだと思うのです。

この3つのタイプのうち、自分がどのタイプに属するのかは、自分である程度判断するしかないでしょうね。そして、タイプが判明した段階で、それぞれ自分に適した方法を利用すればいいということです。