常識で自分を縛るな

科学というのは、それまでの常識を覆すことで進歩発展してきた経緯がありますね。だから、優秀な科学者ほど常識の枠を超えた考え方をするのです。

時間は同じ速度で進むという常識は、アインシュタインの相対性原理によって覆されたし、存在は存在としてあるという常識は、認識されることで存在が確定するというように覆されたのです。

それ以外にも、我々一般人が知らないような非常識を先端の科学者はたくさん知っているのです。彼らが隠しているのではなく、我々には理解できないだけなのです。

科学者が証明したり発見したりしなくても、現実の体験によって常識を覆す人たちもいます。

たとえば、不食の人たち。彼らはこの世界に何万人いるかは知りませんが、私たちが勝手に思い込んでいる、「食べなければ死ぬ」という常識を見事に破って見せました。

彼らは全く何も食べなくても平気で生きていることができるのです。もちろん、現代科学では解明することはできないのですが、実際に食べずに生きている人がいるのですから仕方ありません。

食べずに生きていられるなら、最高潮に健康体になるでしょうね。なぜなら、食べ過ぎや飲み過ぎなどの生活習慣病も消えてしまうわけですから。

消化吸収と解毒に使われていた全エネルギーを別のことに使えるようになるのですから、どれほど活力ある毎日を過ごせるようになるか、想像もできません。

常識の中で生きるのは安全かもしれませんが、それは自分を檻の中に閉じ込めて安心しているようなものです。

常識を捨てて、なんでもありという気持ちで自分を解放すれば、きっと人生の彩りが変わってくるはずです。