思考を止めようとしない

意識的であるとは、意識が覚醒している状態でいることを言います。つまりは、気付いている状態のことですね。

別の言葉で表現すると、「ただ観る」ということです。この状態をしっかり継続するなら、思考は自ずと静かになっていくのです。

思考が次から次と出てくるのでとても瞑想なんてできないと思っている人もいるかもしれませんが、瞑想は思考を止めることではないのです。

思考があってもいいので、その思考をただ観るのです。その練習を継続していけば、いずれは思考は穏やかになって、しまいには消えてしまいます。

思考が止まることを目指す必要はないということです。ただただ意識的であればいいのです。その結果、自動的に思考はもう入ってこなくなるのです。

思考のエネルギーというのは、あなたの内部から起きてくるものではなく、電波のように外側に無数に浮遊しているのです。

もしもあなたが十分に意識的であるなら、思考はあなたの中に入ってくることができなくなるということです。

だから思考をコントロールしようとする努力をやめることです。要するに、ただ意識的であることを心がければいいのですね。

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