自分が誰であるかを知ること

osho は次のように言っています。『最初で最後のステップは、自分が誰であるかを知ること、目覚めることだ』と。

文字通り、最初で最後とは一度しかないということを意味しますね。人生を通してステップが一つしかないということです。

そんな馬鹿なと思っても不思議ではありません。なぜなら、私たちは成長と共にあらゆるステップを上がり続けていると信じているからです。

二足歩行できるようになったら、一つステップアップしたのです。話せるようになったら、また一つ大きなステップアップを果たしたのです。

このようにして、できなかったことができるようになる、分からなかったことを理解できるようになる。

結局のところ、人生とはステップアップの連続とも言えるのです。それなのに、ステップは一つだけだと。

それも、自分が誰であるかを知ることだと言うのですから、変な話しですよね。自分が一番自分は誰かを知っているはずだからです。

このブログの一つの大きなテーマともなっているのですが、自分が誰であるかとは、自分の本質は何なのか?ということです。

それを知ること以外のステップアップは、ステップと表現する事もはばかれるくらいに、本質的なことではないということです。

であるなら、人生をもっともっと気楽に捉えてもいいのかなと。何を成し遂げたとしても、そんなことは自分の正体に気づくことと比べたら、本当にどうでもいいことだからですね。

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