父親の実家に、代々伝わる家系図があって、始まりは武田信玄の家臣だった人だと聞いたことがあります。
武田信玄は生誕1521年12月1日の人らしいので、今から500年前に生まれたのですね。(ちなみに私と誕生日が同じです、関係ないか…)
つまりその家系図には500年くらいの長きに渡って、代々の人物の名前が記されているのです。何だか貴重な情報のような気がしないでもありません。
けれども、実際には家系などというものには全く興味もなく、いわゆるご先祖様への供養みたいなことにも興味がないのです。
500年続いた家系であろうと、それが滅びたところで何とも感じないし、お墓を守る的な感覚も全くありません。
家とか家柄、家系といったものへの執着が皆無なのです。そういうものを大事にする人もたくさんいることは知っています。
それが悪いということではないのですが、もしもそこに特別感や執着といったものが付着するのであれば、それは醜悪なものになってしまいます。
家族といえども別に特別なものではないのです。家族と共に暮らせばいいと思いますが、それでも一人でいるように生きることです。
自分が何かに縛られるようなことがあったら、それこそ不自然で不自由な人生になってしまうからです。
あなたの周りに、あなたの自由や無邪気さを奪うようなことを働きかけてくる人がいても、一切気にせずに自分のままで生き切ることです。
少しの勇気が必要かもしれませんが、その恩恵は計り知れません。せっかくの人生をできる限り清々しいものにしたいものですね。