久しぶりに人間関係のことについて書いてみようと思います。かつてはそういった内容のことを真面目に書いていたのですが、最近はちょっとご無沙汰していましたね。
私たち人間は社会的な存在です。人数の大小があっても、多くの場合数名以上の他人に囲まれて生きています。
だから他人との関係性というのはとても重要になってくるわけです。幼稚園や保育園を皮切りに、様々な学校や会社などで団体生活の中に入ることになるのです。
その時になんの支障もなく、スムーズな人間関係を築けるならそれに越したことはありませんね。けれども、どうもうまくいかないということも起きてくるのです。
その時に、問題が自分にあるのだと考える場合もあれば、相手に問題があると考える場合もあるはずです。
どちらにしても、そう簡単に問題が解決することはありません。ただ自分になんらかの問題があるとする場合の方が、望みがあるのです。
なぜなら、他人の問題を改善するというのは他人任せになってしまうからです。そしてここからが本題なのですが、どんな場合であれ問題はこちら側にあるという見方ができるかどうか。
常識的に見れば、どう考えたって相手の問題だと言えるとしても、そのような相手と関係している時点で、もうそれは自分の人生の一部なわけです。
ということは、自分の身に起きることは自分が起こしているという原点に立ち返って、深く自分を見つめてみるいい機会だと捉える必要があるのです。
そして癒しなどを通して自分の生き方や考え方が変化すると、不思議なことに相手の言動さえも変化する可能性が高いのです。
自分を癒していく途中で、仮に相手との関係が壊れたとしても、それはその方が良かったということです。
私たちは他人との関係の中で多くのことに気付かされるのです。それが何よりも大切なことですし、その上で関係性を深めていけたらなお素晴らしいことですね。