変わり者でもいい

今思い返すと子供の頃の自分というのは、随分と傲慢だったなと思うのです。大人の人たちに対して、尊敬の念を抱いたことがなかったからです。

というよりも、大人のクセに何て頭が悪いんだろうと思っていたりしたのです。例えば、「たくさん食べなさい」と言う大人。

たくさん食べることがいいことだと思っているようで、食べたいだけ食べなさいと言うべきじゃないのかなと思ってました。

あるいは、「仲良くしなさい」というのもなんだそれ?と思っていました。仲良しの友人とは仲がいいし、仲良しじゃない友人とは仲が良くないのだからそれでいいじゃないって。

なぜわざわざ誰とでも仲良しにならなきゃいけないのか、その訳を知りたいものだと思っていましたね。

あと一番苦手だったのが、「予定を立てなさい」というもの。予定をしっかり立ててしまうと、どうにも身動きができなくて不自由な気がしたのです。

この感覚は今でも色濃く残っていて、明日の予定もものすごくざっくりとしたものでないと、なんとなく気が重く感じてしまうのです。

そんな感じで要するに、いろいろ変わり者だったわけです。それをそのまま引きずって大人になってしまった感があります。

それでも生きているし、みんなと同じじゃなくてもいいという考えも、今も昔も変わらないです。人間て変わらないんですね。

ただし、癒しを継続していくと生き方や考え方の根本が変化します。より自由な生き方ができるし、より自然体になっていくはずですね。