癒せばハラスメントは起きない

いつの頃からだったのか、セクハラとかパワハラと言った言葉があちこちで叫ばれるようになって久しいですね。

私自身は実際の体験をした記憶がないので、そういったハラスメントに遭った人の気持ちは、想像するしかないのです。

特に自分は男性だからか、セクハラもパワハラも自分が加害者側になる可能性があるので、気をつけなければならないと思っています。

被害者側になるのは、立場上弱みを握られている場合が多いのではないかと思います。例えば、上司と部下、先生と生徒、親と子等々。

本来誰と誰でも対等であるはずなのですが、社会や家庭においては立場上の上下というのがどうしてもあるのです。

部下の立場では、上司に逆らいにくいし、生徒は先生に従うのが社会の一般的ルールと思われています。

子供だって親の機嫌を損ねたら大変なことになると思えば、自由な自己表現を抑えてしまうようになるのです。

立場の違いを考慮せずに、立場の有利な側が無遠慮な言動をすれば、知らぬ間にハラスメントをしている可能性があるということです。

だからと言って被害者側に勇気を持って立ち向かえと言ったところで、それは現実的ではありません。要するに加害者側の配慮が絶対的に必要だということですね。

加害者側に悪気がないのであれば、本人の癒しを進めることで問題は起きなくなっていくはずです。