思考は悪者ではない

「我思う故に我あり」という迷言?を残してしまったデカルトさんを否定するつもりは毛頭ありません。

あの天才哲学者を勘違いさせてしまうくらい、思考というのは巧妙なものなのです。だからそれを味方につけたら強いのです。

けれども、それを敵に回してしまったら最後、思考に人生を乗っ取られて貴重な時間を搾取され、奴隷のような散々な目に遭ってしまうのです。

思考を使わずにいる瞑想が良いというのを聞くにつけ、思考というのは大変な悪者なのだと勘違いしてしまうかもしれません。

けれども、思考は決して悪いわけではなく、最強の便利なツールなのですが、それが主従逆転してしまうことこそが問題なのです。

どれほど思考を使おうと、常に自分が主人であり思考は単なるツールに過ぎないことを忘れずにいられたら、思考との良好な関係が築けるのです。

主従逆転する理由は、主人の意志に反して左脳自身が自らを活性化させておこうとする働きを持っているからです。

左脳は常に思考を投げては、隙あれば私たちに考えさせようと虎視眈々と狙っているのです。その力に気づいて、それを阻止するために瞑想をするのです。

あなたのマインドが静かになった時にこそ、思考を上手に有効活用することができるようになるのですね。

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