年齢はそちらの世界のもの

先日帰宅すると、一通の薄紫色の封筒が届いていました。そこには、「高齢者・・・」の文字が…。

父親はもう亡くなったのになと思って、宛名を見てみるとまさしく私宛だと分かったのです。

その封筒にはなんと、保健所から届けられた「高齢者用肺炎予防接種予診票」なるものが入っていたのです。

あれ、気がついたらとうとう高齢者の仲間入りしていたというわけ?我ながらびっくりするやら、少々納得してない感が…。

公的機関から高齢者と判別されてしまったら、どうもがいても高齢者なのでしょうね。けれども、中身はまったくもってそぐわない。

いつも16〜19歳程度の感じでいるのですから、厚かましいにもほどがある。一体自分は何歳になったら高齢者、あるいは老人になったという自覚がくるのか?

たしかに身体は年齢並だと自覚しているのですが、内面は非常に若々しいことこの上ない。きっと自覚としては若者のまま死んでいくんだろうなと思うのです。

正直言えば、意識に年齢などあるはずもないわけで、そう言う意味ではこの身体もその年齢も全部そっちの世界のもの。

こちらには、純粋な意識しかないのですから。それを無と呼んでもいいし、時間も空間もないし、死ぬことも生まれることもない。これが強がりに聞こえなければいいのですが…。

“年齢はそちらの世界のもの” への2件の返信

  1. 強がり...?
    大澤さんも持ち合わせていらっしゃる自我?エゴ?に触れた感じです。

    私は健診で
    「健康優良児…ならぬ優良おばちゃん!」と言われ(カチン)
    医学的に、おばちゃんとは何歳からですか?と質問したら、医学的には答えられないようでした。

    私はセッションを受けているうちに
    今や、中身は10歳くらいの小学生です。

    でもそんな中身も外側も
    だんだん
    どうであろうと気にならなくなり、
    名前とかも記号みたいな程度でよしとし、
    雨粒が水たまりになっていくような
    …それが個人じゃない、へとつながっていくという事でしょうか。
    (ちょっと無理やりですか?)

  2. やっぱり強がりに聞こえたようですね 笑。
    年齢も名前も戸籍も、全部そちらの世界のものだと分かれば、強がる必要もなくなりますね。

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