「◯◯ロス」は執着の証

昔からあった言葉かどうかは知らないのですが、「◯◯ロス」という言葉を最近よく耳にするようになりました。

例えば、有名芸能人の彼が結婚してしまったので、◯◯ロス…みたいな使い方をするわけですが、それはどういったマインドの状態を意味するのでしょうか?

それは勿論、執着心つまりそれにしがみついていたのに、それを失ってしまったという思い、それを◯◯ロスというのです。

なので、それが愛でないことは明らかですね。執着と愛は言ってみれば正反対のようなものだからです。

元々、何かにしがみつくということはその対象を自分の内側に入れ込んでいるかのような錯覚をしているということなのです。

しがみつき過ぎて、もはやそれは外部にあるものではなく、自分の中に入れ込んで同化してしまっているのです。

だから、それを失ったときに自分の内側にポッカリとした穴が空いたような気持ちになるのですが、それが◯◯ロスというものなのです。

なんであれ、内側に外側のものを入れ込んではいけません。これも防衛の一つなのですが、執着していればもう愛を感じることはできなくなってしまいます。

自分の中にはナニモノも入れ込まずにいること。そうなって初めて内側は愛で溢れていることに気づくことができるのです。

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