熱病的なマインド

私たちのマインド(自我)というのは、絶え間なく何かに従事していたいという欲望を持っています。

そんなことはない、休暇が取れたらリゾートに行ってバカンスを楽しみたいと思っているのだから、という人もいますね。

けれども、リゾートに1ヶ月いたらどうなるでしょうか?いずれは途方に暮れるマインドが表面化してくるのです。

何にもしない、沈黙でいる、といった自我にとってはどうしていいか分からないような状態というのは、長く続けることはできないのです。

嘘だと思ったら、お休みの日を一日中瞑想に当ててみればいいのです。イメージしただけで無理だと分かるはず。

マインドというのは、絶え間なく行動的であることを求めているし、それはオリジナルの自分からの逃避に他なりません。

極悪人を狭くて暗い独房に入れるのは、それがマインドにとって最も辛いことだからです。それが重い罰だと知っているのです。

何もすることがないくらいなら、地獄に行って悪者退治したり、理不尽な目に遭ってそれと戦っている方が充実しているのです。

自分のマインドの中にそうした熱病的な部分がでっかくあることを知ることです。ここをしっかり理解できれば、少しずつその部分から離れていくことができるのです。