自然体で生きる

私たちは自然が好きです。この場合の自然というのは、空や海のような大自然を指すこともあるし、自然体のような状態を意味することもあります。

自然体でいるというのは、人為的なものや強制を排除して、ただあるがままでいるというような意味ですね。

緊張して身体のあちこちに力が入ってしまったり、引きつったような作り笑いをするのは不自然な感じがしてしまいます。

自然体でいられない理由は様々あるのですが、その一つが心理的自己防衛です。いつも怒鳴られている親の前に来ると、緊張してしまうとか。

ただし、高いところに連れて行かれて身体が震えてしまうのは、防衛本能なので不自然ではないと考えられます。

偏った考え方が原因となって自然体でいられないという場合もあります。例えば、親に逆らってはいけないというルール、あるいは正しさを信念にしてしまった場合。

その子の生き方はもう決して自然体ではいられなくなってしまいます。当然無邪気さなどは真っ先に使えなくなってしまうでしょう。

もっと居心地のいい人生にしたいと願っているなら、自分がどれだけ自然体でいることから離れて、不自然な人生を生きているのかを見ることです。

そしてその原因を暴き出して、癒しを進め少しでも自然体に近づけるようにすることですね。