人と同じじゃなくていい

8月11日(水)が山の日という休日だということを知らずに、それが今年だけオリンピックの閉会式の8月8日(日)になったということも知らず。

そして、8月9日(月)がその振替休日になったことも全て知らずに、今日もグズグズの毎日を送っています。

今年はどういうわけか、オリンピックをほとんど見ずに過ごして、閉会式の直前にテレビでやっていた総集編みたいな番組を見て、全部観た気になった私です。

前回の東京オリンピックは1964年だったので、今から57年前のことです。皆さんの多くはきっと知らないでしょうね。

あの当時小学生だった私は、習い事のために外に出た時に、大空に5輪のマークが描かれているのを見て感動したのです。

そういえば、男子マラソンで日本の円谷選手が銅メダルを獲ったのですが、最後トラックを一周する姿がとても辛そうでした。

ちなみに金メダルはエチオピアのアベベ選手。彼は、ゴールしたあと余裕で屈伸運動をしていたのを覚えています。

あの頃の自分がどんな気持ちで競技を見ていたのか、それほどは覚えていないのですが、でも総じて真面目に観戦していたと思います。

あの当時は国民全体がそうだったのか分かりませんが、今の私のように全然観ないで過ごすような人はほとんどいなかったはずです。

それを考えると、人と同じように生きなくてもいいんだということが分かって、それだけでも自由になれたのかも知れないと思います。