幼い応対が出てくる時

普段私たちは、大人として社会的で冷静な対応をすることができますね。少々困ったことがあっても、ある程度はそれを落ち着いて処理できるのです。

ところが、その理性的な反応ができなくなってしまう事例というのもあるのです。その時には、インナーチャイルドに乗っ取られている時なのです。

以前、オフィスの固定電話があるときに、もちろんその番号はホームページに掲載していたので、時々問い合わせの電話がかかってくることがあったのです。

あるとき、電話に出てみると、ものすごく高飛車な態度の女性から、それもかなりの上から見下ろすような言葉で、機関銃のような質問がやってきたのです。

不意を突かれてドギマギしている間にも、次から次へとあれはどうなんだ、これはどうなってるんだと追求されてしまったのです。

そのうち、私の応対の態度がびく付いているなと察したのか、もういいわ、と言って電話は切られてしまったのです。

その後冷静になって、自分の応対がひどく怯えた子供のようだったことを思い出し、ああかなり小さい頃の自分に乗っ取られていたんだなと理解できたのです。

きっと4歳年上の姉にそんな感じで詰問されて、タジタジになっていた頃の自分になってしまっていたのですね。

皆さんにも似たような経験があるのではないでしょうか?もしもそうしたことが頻発するようであれば、セラピーを受けてみてもいいかもしれないですね。