瞑想をもっと身近なものに

人によっては、瞑想に興味はあるのだけれど、どうやったらいいのか分からないとか、目を閉じてじっとしていようと思ってもすぐに飽きてしまうなど。

チャレンジはしても、結局のところ瞑想は自分にとっては難しいとか、馴染めないと感じてやめてしまう人も多いのかも知れません。

それはとても勿体ないことだと思っていて、もっと気楽に考えられたらいいのになあと思うのです。

実は瞑想というのは、本当に様々なやり方があるので、自分にとってやりやすい方法が必ずあるのです。

一般的には、瞑想中の人を外側から眺めると、静かに姿勢良く座って目を閉じて、微動だにせずにただただ静かにしているように見えます。

けれども、例えば目を閉じていることが苦手な人であれば、目を閉じる必要などないのです。

伏目がちにしてどこをみるでもなく下の方に視線を固定しておくだけでもいいのです。実際座禅などはこの方法で行うようですし。

もっと言えば、全く目を閉じずに正面にある壁の一点を凝視するというのでも構いません。

或いは、私の場合は目を開けて部屋の空間を見るようにすることもあります。それは実際にはどこも見ていないというやり方です。

意識を内側に向けることができると、自然とこのやり方になるのです。この方法なら立っている状態でもできます。

一つだけ注意した方が良さそうなことは、身体を横にしたままやらない方がいいということ。少なくとも上半身だけは直立させておいた方がうまくいくはずです。

完全に仰向け状態になってしまうと、眠ってしまうことになりかねないので。これは私の実体験です。

いずれにしても、瞑想を堅苦しく考えて正しい方法で行わなければならないというのが、瞑想を身近なものにならなくさせていると思いますね。