無償の愛

母親が運動不足にならないように、時々家の近所を一緒に散歩するようにしているのですが、その時に微笑ましい光景を見ることがあります。

ある夏の暑い日、真っ白いわんちゃんがしゃがみ込んでゼイゼイいっているのです。その両脇に飼い主のご夫婦がいて、わんちゃんをウチワで一生懸命あおいであげているのです。

そんな光景を見たことがなかったので、ちょっとだけお声がけをしたことがあったのです。それから、しばらくしてまたそのご夫婦がわんちゃんを散歩させているところに出くわしたのです。

わんちゃんは体重のほとんどをご主人が支えている状態で、何とかゆっくり歩けるという状態でした。それでも一生懸命歩いている姿がちょっと感動させてくれるのです。

今日また散歩をしているときに、そのご夫婦とわんちゃんに会ったのですが、今回はもう完全にバギーのようなものに乗せられていました。

いつも思うのですが、そのご夫婦の無償の愛がすごいなあと。そのわんちゃんは人間で言えば、完全な認知症のレベルで自分が何をされているのか、分からない状態なのです。

わんちゃんからのどんな見返りも求めることなく、とにかくできる限りのことをしてあげているそのお二人の姿がすごいなあと。

それに引き換え、この世界には「誰のおかげで飯を食えていると思ってるんだ?」などと威張り散らす父親もいるのです。

誰が考えても雲泥の差なのですが、そんなバカなことを言う父親であっても、癒しをして過去に縛られずに生きることができれば、無償の愛が使えるようになるはずですね。

“無償の愛” への2件の返信

  1.  癒しをして過去に縛られずに生きることができれば、無償の愛が使えるようになる

    過去に縛られないことが、無償の愛にもつながる…と。
    過去に感じた恐怖や、みじめな気持ちが今の自分を守る=防衛となるのは、セッションの中で何度となく教えていただきましたが、それが「誰のおかげで…」の発言になる経緯を、詳しく教えていただけますか。
    よろしくお願い致します。

  2. 無償の愛が分からない親の典型はどんな人だろうと想像したら、誰のおかげ…が出てきただけです。経緯とかそんなものはありませんよ。

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