「所有は概念」を徹底する

非二元の探求を進めていくと、必ずある疑問にぶつかることになると思います。それは、なぜ自分の思考や感覚には気付けるのに他人のそれには気付けないのか?というものです。

この矛盾は、所有が概念でしかないということが徹底できていない場合に起こるものではないかと思うのです。

純粋な意識、気づきは自分のものではなく普遍的なものであるとする一方で、思考や感覚は自分のものと他人のものという具合に区別してしまっているのです。

体験、経験にも所有はないので誰かのものではないのです。ということは、今ここに思考が起きているなら、その思考は私の思考ではなく普遍的なものなのです。

どんな体験も、どんな思考も感情も、あらゆる現れは誰かのものではないのです。ここが明確になれば、矛盾は消えてしまうはずです。

ひとえに所有は概念でしかなかったということに、明確に気づいているかどうかにかかっているということです。

私の思考、私の感情、私の身体の痛み、私の体験、そういった全ての所有が幻想だったことに気づくなら、日頃抱えている苦しみは消えていくことになりそうですね。

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