あなたはあなたのままでいい

昨日のブログで書いた、「明日は明日の風が吹く」という言葉に対して、自分の中にも否定的な捉え方をする気持ちがないわけではありません。

明日のことも考えずに、無計画に場当たり的に生きるいい加減さをイメージするからです。小6の時に担任だった大好きな先生が、寄せ書きに書いたこの言葉を変えさせようとしたのも分かるのです。

それを分かって、敢えて書いたのです。それは、ルールや正しさで人を縛ろうとするこの社会に対するささやかな当時の自分なりの反逆だったのだと思います。

子供の頃に、自分は何のために生きているのだろうか?とか、生きる目的は一体何だろう?などと考えていたこともあるのですが、みなさんはどうですか?

自分はその時に、早々に人生に目的などないのだ、とやってしまったのです。だから、その時から目的などないということが自分には当り前になってしまったのです。

だから、他の人のように目的探しをしなくなったのです。人生に意義を見出そうとする努力をする必要がなくなってしまったというわけです。

今でも本当のところ、何の目的もありませんし、どこへも到達する場所もないというのが実感なのです。何か、自分にしかできないことを探す、などということもありません。

「一年生になったら、友達100人できるかな~♪」という歌がありますが、自ら率先して友達を作ろうと思ったこともないに等しいのです。

この世界、この社会が教えてくれた、「このような人になりなさい」というものが、自分には元々当てはまらないし、興味もないということが分かっていたのでしょうね。

人は勿論社会的な存在です。関係性の中でしか生きることはできません。けれども、友達がいないとダメな奴だとか、目標や夢を持っていないと恥ずかしいといったことはないのです。

そうしたことのすべては、自我が私たちを戦わせようとして、仕込んだ洗脳の手口なのです。素晴らしいこととは、あなたがあなたのままでいて、少しも恥じることなどないと気づくことなのです。