全体が在るのみ

全体だけが在る。個人というあなたを創造したのも全体であり、あなたの中で生きているのも全体なのです。

ということは、あらゆる責任は全体にあることになります。あなたは確かにいるようには感じられるのですが、それは表層の飾りのようなもの。

この世界、この宇宙は、全てが〜のように見える、〜のように思える、それだけで真実は全体でしかないのです。

この気楽さ、この清々しさを一度味わってしまったら、もう決してなくなることはありません。

何も間違ってはいないし、何も罪深くもないのです。ただ全体がそのように仕組んでいるだけで、それだけが実在するということ。

この感覚を言葉で説明するとしたら、きっと一番近いのは「信頼」だと思いますね。もしくは「受容」かもしれません。

日常的に生活している普通の感覚からはあまりにも遠過ぎて、ピンとは来ないかもしれませんが、誰の内側にもそれはあるはずです。

少しの時間の余裕がある時にでも、静かに座っている時間を作ってみることです。この感覚がいずれはやってきてくれるはずだからです。