知恵を使って生きる

もっともっとお金があれば、あれもこれも欲しいものを何でも手に入れることができ、きっと幸せになるに違いない。

このようなことは多くの人が一度は考えたことがあるはずですね。けれども、あなたがかなりの富豪であるなら、そんなことはないと小声で言うかもしれません。

幼い頃からオリンピック選手を目指して頑張ってきたとしたら、晴れの舞台で金メダルを獲れたらきっと幸せに違いない。

けれども、あなたが実際に金メダルを獲得したことがあるなら、やっぱりそんなことはないと囁くかもしれません。

私たちは他人からどう言われようが、自分が経験しないことは分からないものなのです。欲しいものが手に入った人だけが、それでは幸せになれなかったと気づくのです。

だから生きている限り、次々と欲しいものを変えて行き、これでもダメ?あれでもダメ?といつまでも繰り返すことになるのです。

ここで必要となるのが、イマジネーションの力と知恵ですね。それによって、ある程度の経験をもとに、それ以降は実際に経験せずとも見通すことができるはず。

一生をかけて欲しいものを次から次へと手に入れてきたはずなのに、何だろうこの虚しい感じは?とならないためにも、知恵を使うのです。

なるべく早くに、人生というのは所詮満足することができないものだと気づくこと。これこそが本当の知恵ですね。

“知恵を使って生きる” への3件の返信

  1. いい意味で「人生はこんなもんだ」と、いい意味で諦めることができたら幸せなことなのでしょうね。

    それから話は変わりますが
    大澤さんのオショーさんの本でよく読まれている本はなんですか?

    また、お勧めの本がありましたら教えて頂けると嬉しいです。

  2. osho の本は沢山ありますが、どれも秀逸なものばかりなので、何を読んでもハズレはありません。なので、これがオススメというのは特にないですが、今机の上にあるのは、「死について41の答え」という本です。osho の本は、彼の講話の内容をそのまま本にしたものですが、この本は様々なosho の本から「ここ」というところを集めたものです。なかなか読み応えがありますよ。

  3. 早々のお返事有難うございます。
    死についての41の答えですね。
    早速読んでみます。

    今私は、初めてのオショーの本、瞑想録静寂の言葉を読んでいるのですが、思考についてわかりやすく書いてあって、私も早速実践したいと思うことばかりです。

    また、大澤さんのブログでの「小さな持ち場で…」というオショーの言葉に私もとても感銘を受け、自分もその様に生きたいと思いました。

    ありがとうございました。

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