心が貧しいとは?

多くのものを所有して物理的には裕福であろうと、反対に心が貧しいままであれば人は幸せにはなれない、なんてことを言いますね。

前半は分かるのですが、心が貧しいとは一体どういうことでしょうか?もちろん比喩的な表現であることは確かです。

私の解釈は、心が貧しいとは「もっともっと…」という貪欲さ、強欲さのことではないかと思っています。

元々人間のマインドというのは、真に満たされるということがないのです。つまり、足りたいというのが生きる原動力となっているのです。

まだ手に入れられてないと思っているものを、もっともっとと際限なく求める一方で、すでに手にしたものには興味がないのです。

だからどれほどのものを所有できたとしても、マインドの不満、欠乏感が尽きることはないということです。

逆に表現すれば、いつもこのブログでお伝えしている通り、マインドは満たされてしまったら存続できなくなってしまうのです。

こうしたマインドの仕組みを深く理解することで、どこまでも求め続けてしまう残念な状態から、少しずつでも離れていくことができると考えています。

マインドが小さくなればなるほど、心は豊かになっていくということですね。