「良い気分であること」を最優先

長〜いこと生きてきて、今頃になってようやく分かってきたことがあります。それも、とても大切なことです。

もっと早く理解して実践できていればなお良かったのですが、それでも知らずに死んでいくことに比べたら、まだ間に合った方かもと思っています。

それは、題名から分かる通り、「気分」はコントロールできるということ。いついかなる状況であっても、良い気分でいられたらそれに勝るものはありません。

そうと分かっていながらも、やはり何か自分にとって不快な状況がやってくると、それにともなって確実に気分が悪くなるのです。

長年そんな人生を送ってきたので、これはもうしようがないことなのだろうと思い込んでいたのですが、そうでもないんだなと。

以前にも一度似たような理解がやってきたことがあったのですが、今回の理解はその時よりも格段に明確なものに思えるのです。

自分の波動を上げたいという気持ち、同様にして波動を極力下げたくないという思いが本気になってきたようで、気分が悪い状態というのは間違いなく波動を下げるはず。

それはとてもとても損なことなのです。理不尽なことを訴えて、相手をギャフンと言わせたいという子供じみた強い欲求があって、それが波動を整える邪魔をしていたのです。

気分を犠牲にしてでも言いたいことを言いたい。とにかく怒りを我慢して自己表現を抑え込む方が余程損だと思っている子供がいるのです。

それが、ここにきて優先順位に変化が起きたということかなと。どんなことよりも、「良い気分であること」を最優先にしたいと思えるようになったのです。

笑えてきますが、この年齢になって初めて大人になった気分。この気分も、良い気分の部類に入りますね。

過去を思い返せば、「ああ、嫌な気分」という言葉を吐いたことが多々あったなあと。あれは本当に勿体無い時間だった。今となっては、人生を無駄に過ごしてしまったと感じます。

気分をコントロールするといっても、無理やり自分の本当の気持ちを抑圧して、表面だけニコニコするといったことでは決してないのです。

そこを間違えてしまうと、なお一層波動を下げることになりかねないので、注意が必要です。そんな自己防衛をせずとも、気持ちをしっかり見つめた上で、気分は変えられるのです。

ここがミソですね。気分は自分の身に起きていることによって変化させられてしまうという、否定的な信念を見つけることです。

そして発想の転換をするのです。それは、気分というものは自分でどうにでもなるものであって、外の状況に従う必要などないということ。

1日を通して、ずっと気分は上々という人生に是非とも、変えていきたいものですね。