現実とはリアルな夢?

私たちは、この現実と寝ている時に見る夢を互いに対極にあるものと考えています。だってそうですよね、現実で一億円当たるのと夢で一億円当たるのとでは、比べようもなく違うことだからです。

けれども、夢の中で一億円当たった時の体験というか、内面で湧き起こる感覚は、それが夢だったと気付かないうちは、現実と変わらないのではないかと。

実際、現実と夢で同じ体験をした時の脳波に、違いはないということが実験によって証明されているらしいのです。

つまり、体験そのものは現実でも夢でも同じだということです。これってすごいことじゃないですかね?

こんな夢見ちゃったよと言って、その夢を軽くあしらう感覚があったとしても、その夢をみて体験している時には、現実と変わらないわけですから。

それでハタと気づいたことがあるのですが、この現実が本当は夢のようなものなのだと見抜いてしまったとしたらどうでしょう?

リアルな人生の色合いが急激に色褪せてしまうことになるのではないかと。夢と違って現実なんだと思っているからこそ、様々なリアルな体験が可能となるわけです。

現実を現実だと信じ込んでいるからこそ、私たちはこの物質世界での貴重な経験を沢山積んで帰れるわけです。

ただ、そうは言っても人類全体の変化というか、やってきつつある方向性というのを考えると、どうやらそこそこの人たちが現実を夢として見破る時代に入りつつあるのかなと。

現実は現実なんだというこれまで通りの生き方と、現実は夢のようなものだという新たな路線と、あなたならどちらを選択しますか?

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