自我として生きている私たちは、何をするにも必ず目的を持っているものです。目的を持たずに生きることはできないとも言えますね。
目的を持つことで、現在から未来へと続く希望の道が作られるのです。希望の道さえあれば、現在が不満でもなんとかやって行けるのです。
その道のゴールには、光り輝く望みのものが用意されていると思っているからです。それを楽しみに日々を生きるのです。
だからこそ、もしもその目的を達成してしまったなら、すかさずまた違う目的を探してくることで、そこへと至る道を再び手に入れることになるのです。
もしも希望への道が見えなくなってしまったら、自我は絶望してエネルギーを失ってしまうでしょうね。
その結果、何もする気が起きずに怠惰な毎日を過ごして、その日をやり過ごすしかできなくなってしまうのです。
それだけは避けたいので、目的目標は絶対的に必要不可欠なのですね。じゃあどうしたらいいのかを考えたのです。
自我を落とすために無目的に生きる、そんな極端に走ることをやめて、「今日1日を楽しく生きる」という目標を掲げてみたらどうかなと。
朝目覚めたら、それだけを目標として今日を生きるのです。それだったら、ほんの少しの未来を使うだけで済むからです。
二度と同じ今日はやってこないと言うことを忘れることなく、毎日特別な今日を迎えて、それを楽しみ祝うということができたらいいなと思います。