理想を押し付けない

子供は親によってどのように育てられたか、どのように接して貰ってきたのかによって、人生が大きく変化してしまうものです。

例えば、次のような言葉を親に言われて育った場合はどうでしょうか?

・人には優しくしなさい

・人には親切にしなさい

・誰とも仲良くしなさい

・困っている人がいたら、率先して助けなさい

・人を優先しなさい

なんとなく、良さげな言葉が続いているし、それを素直に聞き入れて育ったら、さぞ立派な人間へと成長するだろうと思うかも知れません。

けれども、それは間違いです。自我の成長期にこういった世間的な正しさを強いられて、それを素直を受け入れてしまうと、大変なことになります。

なぜなら、自我が健康的に育つことを阻むからです。健康な自我というのは、まずは自分優先、自分本位でなければならないのです。

それを十分に経験して、自由奔放に生きることができるようになった末に、上記のような人間に自動的になっていけるのです。

ショートカットしてしまうと、不健康な自我が出来上がってしまう可能性が大なのです。こうした非常に困った勘違いをしている親が多いのです。

子供は大変な迷惑を被ることになるでしょうね。逆に、子供の自我を健康的に育てるには、できる限り条件をつけずに接すること。

そのままでOKということを実感させることができたら、子供は健康的に自我を成長させて、その結果自由でバランスの取れた人物になることでしょうね。

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