午前の人生、午後の人生

聞いた話しなのですが、人間には運命というものと宿命というものがあるのだとか。その違いってご存知ですか?

宿命というのは、もう絶対的に変わることのないものだそうで、死ぬ時期というのは宿命として決まっているらしいです。

ただし、それまでどのように生きてきたかによって、最大で一年位早まることもあるし、一年位遅くなることもあると。

つまりは、元々の時期を中心にして、最大で二年の幅があるということになります。もしもあなたが90歳まで生きたいと願っても、宿命が80歳であれば79歳から81歳の間に死ぬわけです。

そしてもう一方の、運命の方はというと、こちらは生き方次第でかなり自由に変化させることができるのだとか。

仮にこんな人生になる予定という青写真(ラフな設計)があったとしても、ある範囲を逸脱しない限りは好きなように生きることができるということですね。

また、一つの人生は二つのフェーズに分けることができるということ。私はこれを勝手に午前の人生と午後の人生と呼んでいます。

午前の人生では、多くの人にとっては幼い頃からの教育の通りに生きる、比較的生きづらい人生となるのです。

そしてある時点で、その馬鹿馬鹿しさに気づいて自分の生きたいように生きる、午後の人生へと転換するわけです。

その転換点がやってきた時に、それと気づかずに漫然と過ごしてしまうと、もしかしたら一生が午前の人生のままになってしまう可能性もあるのです。

私の転換点は45歳の時でしたが、それがいつやってくるのかは人によって違うのだと思いますが、きっと誰の人生にもそれは準備されているような気がします。

それが宿命として設定されているものなのか、あるいは運命の中の一部としてのものなのかは分かりませんが、絶対に気づいて気持ちのいい午後の人生をゲットしたいものですね。

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