「自分はいる」の感覚はどこからくる?

何かに心を奪われて、意識がどこかに吹っ飛んでいる時は分かりませんが、そうでない時にはいつもここに自分がいると感じることができます。

その感覚を作り続けているのは、身体からやってくる多数の感覚たちなのかなと。頭のてっぺんから爪先までのあらゆる感覚が絶え間なくやってきます。

その感覚を糧にして、私たちは自分はここにいると信じることができるわけです。でも待ってください。

一年前にある手術を受けた時に、下半身だけの部分麻酔を選んだのですが、それでも自分がここにいるという感覚に変化はありませんでした。

ということは、可能かどうかはさておき、部分麻酔を全身に施して、意識は残っているのに全身からの感覚が断絶した状態になったらどうなのだろうか?

特に首から上の身体感覚が消えてしまうと、ちょっと想像することも難しくなってしまいます。視覚、聴覚、嗅覚、味覚がないのを想像するとちょっと怖いかも。

もっとも、頭の部分麻酔によって意識が混濁してしまうようであれば、それはもう仕方のないことですが。

もしも何らかの工夫を凝らして、すべての身体感覚がなくなった状態で、かつ意識だけが残っている状態を作れるなら、是非体験して見たいものですね。

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