本物がいい

動物には本能としての様々な感情が備わっています。それが人間ともなると、喜怒哀楽のようにかなり複雑に進化していますね。

喜びや感動、楽しいなどのポジティブなものから、不安、恐怖、悲しみ、孤独、怒りなどのネガティブと言われるものまであります。

一般的には、ネガティブな感情というのは人迷惑だし、できれば表現しないでいる方がいいということになっています。

けれども、だからと言ってポジティブな嬉しいとか楽しいの表現としての笑顔が本物でないとしたら、きっと気持ちの良いものではなくなってしまいます。

偽物の笑顔、作った笑いに比べたら、本気の、本物の怒りの方が余程いいのです。腹の底から湧き出るものは純粋だからです。

防衛の手段として、自分の自然な感情を抑圧して、代わりに作り込んだ偽物の感情表現をし続けていると、必ずそのツケがいずれやってきます。

作り物は自己犠牲を伴うからです。無理をして自分も相手も騙すので、相当なエネルギーを浪費してしまうのです。

ポジティブであろうとネガティブであろうと、より自然にあるがままの感情を感じてあげれるようになれば、人生は自動的に変化し出すはずですね。

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