潜在マインドは思考と感情のるつぼ

小学生の頃に初めて潜在意識というのがあるというのを知りました。何だかとても魅力的な響きがありましたね。

フロイトの精神分析入門的な本を読んで、すごく興味を持ったのを覚えています。自分の未知の部分に光が当たったような気がして。

今となっては潜在意識という言葉とその意味を知らない人は少ないはずですね。ただ、この言葉どうも誤解を与えやすいのです。

潜在というのは潜伏しているという意味なので問題ないのですが、その後に意識というのが付くのが大問題です。意識とは無関係なので。

もっと正確に表現するなら、潜在しているマインドの部分ということになるのですが、つまりは「潜在マインド」と呼ぶ方がいいのです。

マインドはよく氷山に例えられるのですが、その氷山の海面の下の部分が隠されたマインドの部分に該当するのです。

そしてマインドが氷山に例えられるもう一つ大きな理由があって、それは氷山の見えている部分よりも海面下の方が圧倒的に大きいというところ。

マインドについても全く同じことが言えるのです。自覚できるマインドよりも自覚できない潜在マインドの方が、圧倒的に大きいのです。

更に言えば、潜在マインドの中身は全てが過去でできています。過去に溜め込んできた感情とそれに関連する思考群。

潜在マインドは、思考と感情のそれこそるつぼなのです。だからこそ、潜在マインドに焦点を当てて、そこを癒していくことがとても大切だということです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です